電動車とは=EV(Electrified Vehicle)
電動車とは、車両の動力に電気を使うクルマのことです。
HEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、BEV(電気自動車)、FCEV(水素燃料電池車)など、さまざまな種類があります。
トヨタイズム トヨタ中間決算 質疑応答#2 より抜粋
HEV(ハイブリッド車)、PHEV(プラグインハイブリッド車)、BEV(電気自動車)、FCEV(水素燃料電池車)など、さまざまな種類があります。
電動車と電気自動車は同じ「EV」でも意味が異なります!
電動車:Electrified Vehicle
電気自動車:Electric Vehicle
電動車:Electrified Vehicle
電気自動車:Electric Vehicle
地球を守るために。
自動車産業で言えば、電動化を進めることは、カーボンニュートラルに近づくための効果的な方法の一つです。
たとえば、我々の試算では、HEV3台のCO2削減効果はBEV1台とほぼ同等です。
現時点では比較的HEVの方が安価に提供できるので、再生可能エネルギーがこれから普及していく地域では、HEVを活用した電動化などもCO2削減に効果的だと思われます。
過去から未来へ。
まず、これまでの電動車の実績を振り返ります。
トヨタは1997年に初代プリウスを導入以降、性能向上も図りつつ、PHEV(プラグインハイブリッド車)、FCEV、BEVを投入してきました。
その中でHEVは累計1810万台ほどになっています。先ほども申した通り、HEV3台分のCO2排出量削減効果がBEV1台分に匹敵するので、これまで販売したHEVは約550万台のBEVと同等と言えます。
今までつくったHEV用電池の量は、約26万台のBEVに搭載する電池と同じです。つまり、BEV26万台分の電池で550万台分のCO2削減を進めてきたと言えます。
今後は市場の変化も鑑み、今までの経験で得た強みも生かして、BEVやPHEVの導入も加速させ、電動車の選択肢を増やすことによって、各地域のお客様に選んでいただき普及を加速させることでCO2排出量の削減に努めてまいります。